パルワールドのサーバーを構築するにあたり家の環境をもろもろ弄ったので備忘録として記載をする。
なお、この手のことはほぼ独学なので誤った技術的に記載がある可能性がある事に留意してほしい。
【接続機器】
契約回線:IIJmioひかり(IPv4 over IPv6でありtransix接続である)
ルータ②:WXR-11000XE12
【前提】
簡単な概要図は以下のとおりである。
pr-s300ne を電話の関係から使う必要があるが、WXR-11000XE12 をルータとして利用したいため設定を行っている。
しかし、この環境でサーバをサーバを構築しポート開放を行うとしたときにうまくいかなかった。
【二重ルータ環境からの脱却】
こちらについては既に行っていたため比較的容易にできた。
ルータ①(ONU):pr-s300neからの通信を素通りさせ、ルータ②:WXR-11000XE12 でルータとしての機能を有効とする。
ルータ①で行った設定としては、PR-S300NEのPPPoEブリッジ機能を有効化する。
参考情報
その後、ルータ②でIPv4 over IPv6をするためのtransix接続設定を行う。
それに加えipv6に接続をするためにNDプロキシの設定を行う必要がある。
transix回線(DS-Lite)に接続する方法(Wi-Fiルーター) | バッファロー
これを行うことで二重ルータ環境は改善される。
二重ルータ環境を改善されたが、IPv4 over IPv6でサーバを構築するにはさらに手を加える必要がある。
以下参考情報
結論、IPv6だとサーバ接続できないからIPv4にする必要がある。
そのために、ルータでIPv4の通信のみ行わせる必要がある。
IPv6では速度が速いので、その恩恵を受けるためにはルータを二重にすることで解決する。
我が家の環境だとそれができるが、ルータ①の設定を見直しルータ②の設定を見直すのはめんどくさいと思ったため、IPv6の恩恵を捨てIPv4のみとしたいと思う。
最悪、サーバ環境を止める前提でIPv4からIPv6にするのはすぐにできるためそれでもいいと思っている。
やる場合には以下の情報が参考になると思う。
ルータでIPv4の通信のみ行わせる(PPPoE接続)やり方としては以下となる。
IPv4で接続できているかはこのサイトで確認できる。
「IPv4で通信しています。」と出ていれば「IPv4」のみの通信となっている。
「IPv6 PPPoE」「IPv6 IPoE」「IPv4 over IPv6」のいずれかで通信しているときは「IPv6 で通信しています」と出るらしい。
【ポート開放方法】
さてこれでポート開放を行えば外部からのサーバアクセスは可能であるはず。
ポート開放については先人の知恵が豊富であるため、調べればいくつもでてくる。
これで公開したいゲームサーバを立てれば通信が可能である。
【動的IPを固定する方法】
固定するというのは語弊があるが、たぶんこれでやりたいことはできる。
利用DNSという仕組みである。DNS(Domain Name System)とは、IPアドレスとドメイン名を紐づけし、IPネットワーク上で管理するシステム。とのこと。
無料でDNSを利用したいので以下の方法で作成をした。
参考情報
しかし、MyDNSではログイン時のグローバルIPをドメインと紐づけるため、IPが変わってしまうとドメインからの参加ができなくなってしまう。
以下の方法でIPが変わった際にDNSの更新が行えるようである。
DiCE を使って DNS サーバーに IP を自動更新する!
これで完了なはず。
【その他】
これらの内容を行うにあたり調べた内容の備忘録。
・ポート開放についてルータ①でも行う必要があるの?
→必要はない。なぜならルータ①ですべてのPPPoE通信をルータ②に流しているため。
そのため、以下の設定はやってみたが不要だった。
PR-S300NE ポート開放の説明 | KAGEMARU-info
PR-S300NE ワンタッチ設定簡易DMZの説明 | KAGEMARU-info
その他全体を通しての参考御情報は以下。